プリペイドカード

プリペイドカード
プリペイドカード

クレジットカードが「後払い」であることに対して、プリペイドカードはその名の通りプリペイド(Prepaid)、つまり「前払い」という意味のカードで、予め入金して積み立てておく形で一定金額の価値を有するカード型の有価証券(金券)で、そのカード残高がゼロになるまで繰り返し使えるのが特徴。

 

基本的には磁気で記録するカードであるため、記録するデータ量がさほど多くなく、また市販のカードリーダ/ライタで偽造が行ないやすく、そのため偽造カードが横行が大きな社会問題となり、高額カードの発売停止(オレンジカードやテレホンカード、ハイウェイカードなど)や、さらにプリペイドカードシステムそのものが廃止(ハイウェイカード、ふみカードなど)されたものもあります。

 

最近はカードの偽造・変造防止のために、発光インク、隠し磁気コードを用いたり、マイクロ文字、複製防止画線を印刷したものや偽造防止ラベル(ホログラムなど)を入れたものをはじめ、偽造対策のために開発されたICを埋め込んだタイプの物が主流になりつつあります。

 

そのため偽造は難しくなり一部では、繰り返し代金を追加して利用できるカードも出来、「Edyカード」のような電子マネーと近い機能を持っている形のものもあります。

プリペイドカードの種類

局所的に使用されるプリペイドカード としては、社員食堂や売店などの特定の会社の社内でのみ通用するカード。
洗車機、コインランドリー、ゲームセンター、病院など特定場所の機器を使用する際、使用料を支払うための専用カードなどがあります。

 

Visa トラベルプリペイドカード Global Money(トラベルバンク)- 2009年7月、JTBグル-プのトラベルバンクが発売。
日本国外のVisa加盟店、Visa提携ATMで利用ができ、トラベラーズチェックに替わる商品であり、電子マネー的性格を持ちます。

 

Suica

スルッとKANSAI(関西圏私鉄・バス共通カード)

図書カード

QUOカード

マックカード
日本マクドナルド全店舗にて利用可能なカード。

テレホンカード(NTT東日本・西日本)


廃止として、
ハイウェイカード(高速道路/有料道路) - 2005年9月16日午前0時に販売中止
ICテレホンカード(NTT東日本・西日本) - 2006年3月末に利用停止。
ふみカード(旧郵政省→郵政事業庁→日本郵政公社→現郵便事業) - 切手、葉書、郵便料金の納付。2003年4月以降販売中止、2006年9月30日廃止。